ISBN:4102451048 文庫 P・オースター 著 柴田元幸 訳 新潮社 1997/09 ¥740

『父』とは、無いもの 失われたものの事を云うのかもしれない。

レビュー
内容(「BOOK」データベースより)
人類がはじめて月を歩いた春だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた…。深い余韻が胸に残る絶品の青春小説。

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