僕について
2005年5月25日僕は病気にちがいないという異物感から
僕の自我と呼ばれるものは発達していて
僕が人に出会うときに思うのは
僕の正体がいつばれるのかということで
僕を受け入れてくれた人はきっと
僕のことを勘違いしているのだろうという
考えが
いつも
僕の頭の片隅から離れない
こうして
僕が生きているということが
何者にも代えて「罪である」という感覚が
拭えないからだろうか
僕はまた
人を傷つけて
人は僕に関わらない方が良いのではないか
と思い
けれど
一人で居ることの耐え難さがある
そうして
僕はまた人と出会い
人を傷つけて生きていくしかできないけれど
他でもない僕自身が
それを許す日がくるのだろうか
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2002-12-07 (自選詩集 URA 15)
僕の自我と呼ばれるものは発達していて
僕が人に出会うときに思うのは
僕の正体がいつばれるのかということで
僕を受け入れてくれた人はきっと
僕のことを勘違いしているのだろうという
考えが
いつも
僕の頭の片隅から離れない
こうして
僕が生きているということが
何者にも代えて「罪である」という感覚が
拭えないからだろうか
僕はまた
人を傷つけて
人は僕に関わらない方が良いのではないか
と思い
けれど
一人で居ることの耐え難さがある
そうして
僕はまた人と出会い
人を傷つけて生きていくしかできないけれど
他でもない僕自身が
それを許す日がくるのだろうか
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2002-12-07 (自選詩集 URA 15)
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