ISBN:4003101073 文庫 夏目 漱石 著 岩波書店 1989/11 ¥483
どこぞのサイトで『それから』は、クオリア(≒事物の背後にある感覚を伴う質感)についての話であるというような事を以前読んだように思います(どこで読んだか、改めて捜せなかったのだけれども)。
そんなわけで、読んでみました。
物語の展開とは別に、自分の感覚としては「ゲシュタルト崩壊」というか、1枚の紙を文字を書き留める物として使ったり、別の物を包むのに使ったり、使い分けられる「意識の可変性(?)」についてよく書かれている気がしました。
特に173ページ11行目から終わりまでのあたりが、そんな感じが強く出ている気がします。
・・・・・・
最後のところの代助は(人に比べて意識がしっかりしている人みたいだし)半日もしたら、ふらりと帰ってきて職業を探しはじめるのだろうとも思います。
^^
どこぞのサイトで『それから』は、クオリア(≒事物の背後にある感覚を伴う質感)についての話であるというような事を以前読んだように思います(どこで読んだか、改めて捜せなかったのだけれども)。
そんなわけで、読んでみました。
物語の展開とは別に、自分の感覚としては「ゲシュタルト崩壊」というか、1枚の紙を文字を書き留める物として使ったり、別の物を包むのに使ったり、使い分けられる「意識の可変性(?)」についてよく書かれている気がしました。
特に173ページ11行目から終わりまでのあたりが、そんな感じが強く出ている気がします。
・・・・・・
最後のところの代助は(人に比べて意識がしっかりしている人みたいだし)半日もしたら、ふらりと帰ってきて職業を探しはじめるのだろうとも思います。
^^
コメント