10.夜

2004年10月12日 詩的なノート
夜(三)

君を感じたくて のばした手が
闇に溶ける

夕暮れ時の涙よりも
闇の感触が
深く
僕を包んで
慈しむ

=22:10

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夜 (一)

僕は
今日も
身の内に孤独を飼いながら
このまちを歩いている

人として話す言葉が
僕という存在の上をすべり
君はあくびをしながら
空を見つめている

長く暗い闇が明けた時
君はほっと息をつくのだろうか

僕はこの闇と居る方が
うそぶいて人間をやるには都合がよい

君は人の愛を求め
このまちを歩くけれど
僕はこのまちで
人に出逢うことはない

2002.07.29.
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夜(二)― 晩夏

欠けていく
月のもとで
夜(きみ)と愛し合う

風に呼ばれ
二匹の猫と戯れて
夜を味わう

曼珠沙華の色と
虫の音が
夜を満たしている

少し
湿った空気が
夜と共にある

この世界に
生まれて
夜を愛さないという法はない

水たまりや
人気のないビルに
夜は溢れている

ヒトは
夢の中で
夜を思う

僕は
下弦の月のもと
夜と愛し合う

やがて
朝日がめぐるまで

2002.08.28.
2004.10.12 一部改め

9.羽根

2004年10月11日 詩的なノート
幾重にも連なる過去から
未来へと羽ばたく翼

原始の蝶が
軽やかに
今という瞬間を
生きる

意識と夢が
織りなす
甘い舞い

≒26:00
邪魔だ 邪魔だと
バカにするけれど
あなどっちゃいけないよ
砦を囲む


壁がなけりゃ
いつでも夢が
この世界へと
溢れちまう

夢を囲む
壁があるから
おいらは
ちょっくら一休み

我が家に帰って
夜見る夢より
一等愉しい
城へ行けるもんさ

壁がなかったら
そこのあんただって
のっぺらぼうと
変わりゃしない

大きなコト云ったって
夢は囲まれてる

だから見に行って
愉しいもんよ

1:37

7.銀色

2004年10月9日 詩的なノート
月の光
朝露

羽ばたく蝶の残像

24:50
ISBN:4199602615 コミック 今 市子 徳間書店 2004/08/25 ¥560

あとがきがありますが、あとがきは後に読んだほうがいいんじゃないかな?この本の場合。

怪しさと妖しさが仄かに漂う話です。この著者の描く昭和初期っぽい雰囲気が僕はとても好きです。^^

でも、やっぱり○モなんですか。^^;

6.音

2004年10月8日 詩的なノート
革靴で歩く
(コツコツコツ)
雨が降る
(ザァーッ)

君の寝息
猫の忍び足

音は小さな風でできている

すきま風
(ひゅ〜る)

≒19:00
今日は仕事の休みをいただいていて、昼すぎまで寝ていました。

戸籍の名の変更の用紙をもらうだけのつもりで家庭裁判所に行ったのですが、だいたいの書類がそろっていたので申し立てもしてきました。

携帯を持っていくのを忘れて;自分の連絡先電話番号がわからなかったので、火曜日の午後に連絡しなければいけません。><

帰りに丸の内にできた新しい○善に行ってきました。棚が高〜いし壁が白〜くてびっくりしました。噂には聞いていたのですが、1階がビジネス書でしたね。
それと、ビルに1階から入ると4階の擦りガラスにロゴが入っているのが見えてオシャレ〜。

先月から探していたコミックがあったのでラッキーでした。
〃⌒ー⌒〃〜・:.;*
ISBN:4901926500 コミック 小箱 とたん マッグガ-デン 2003/05/10 ¥580

4コマ漫画。部活というか高校生活ってこんな感じだよねー、と思い出させてくれるような本。

おいら、大概の人には空ちゃんと同じよーな印象を持たれるらしいです。

5.風

2004年10月7日 詩的なノート
雨上がり たなびく雲
金木犀の花の香(か)に
君を想う

舞う葉に懐かしさが
浮かんでは去り

夕暮れ時には 既に
穏やかに まどろむ

24:46

4.海

2004年10月6日 詩的なノート
水平線がにじむ 別れの波止場

≒3:00

3.水面

2004年10月5日 詩的なノート
風のままに
揺れる稲穂

想いのままに
揺れるこころ

雫のままに
揺れる水面

映(うつ)す空は
いつも
青く澄みわたる

≒22:30

2.歌う

2004年10月4日 詩的なノート
鳥のように
空翔ける翼があったら

いつも
君と過ごせたら

冷たい雨にぬれ
一人すごす夜に

今、ここでないどこかを求め

雨上がり
晴れた空を見上げ

一緒にいる
君のぬくもり

暖かい光を
感じる喜びに

今、ここにいる記憶を
確かにするために

微笑みながら
歌い
つづける

≒26:41
世界を信じること

君と出会うこと
僕自身を知ろうとすること

分かつこと
嘆くこと

喜びに酔うこと

ただ生きる
哀しみを知ること

≒1:11
今日は、セルフワーク(自分で自分とプロセス ワーク(?)するのです)を2つやりました。
詩(?)も2つ書きました。upするか思案中です。。

職場では、大して忙しくもないのに ぱたぱたと慌てていました。そうするとみなさん「どうしたの?だいじょうぶ〜?」とか「手伝いますよ〜」と声をかけて下さるので ありがたいです。

ま、毎度のことですが、僕が困っていることというのは たいがい自分の内面の問題なのですよ〜。

心がけの問題というか、思い込みの問題というか。・・・そういえば某氏は、スピリチュアリティ(霊性)のことを『心がけ性(せい)』と言ってましたな。^^

ま、はよねよ。

Perth

2004年9月30日 詩的なノート
愛を言葉にしたら
気持ちは離れていくの?

君はいつも
そっと微笑み

僕の言葉をはぐらかしてばかり

君がいつまでも
言葉の世界に来ないから
僕の輪郭は
愛の世界から逃げた

言葉は愛を
捕まえられないの?

君はいつも
口をすぼめて

僕の愛をねだるけれど

君がいつまでも
僕の愛を信じないから
僕の想いは
君の世界から逃げた

そして
君の愛からも逃げた

≒21:30
やぁ〜、今日は夜 用事があるので、職場に行ってすぐに「今日は、定時で帰りますぅ〜」と予告したせいか早く帰れました。^^

行きに革靴も買えたことだし、(*^_^*)いい日だいね〜。

そして、
『野口整体 病むことは力』
ISBN:4393713559 単行本 金井 省蒼 春秋社 2004/06 ¥1,890
のタイトルとオビ
http://www.shunjusha.co.jp/book/71/71355.html
を見て、「うむ、うむ」と妙に納得した日でもあります。

うじうじと悩んでいる自分に嫌気が差すこともままありますが、悩んでいる時があるから、「そうか!」とすっきり納得(^o^)できる時もあるんですよね。

ある時「(心を)病んで(それを抱えて)いられることにも力が必要」という話を聞いたのを思い出しました。。。

そして、今僕が見ている風景は、以前と似たようであっても決して同じものではないんだなぁ〜と思いました。^^
気付かなければ よかった
きのうの足跡

心に触れた
君のあと

けれど
傷つかなければ
きっと
君には気付かない

傷ついたことは
出会いの証(あかし)

そっと触れても
君が離れた

心がしみる

≒17:30
今日は仕事休みでいつものクリニックに行こうかどうしようか?と思ってたのですが、起きたら午後の2時、、
携帯にマコトさんからと図書館からメールが来て、やっと起き上がりました。

うもう。(−”−;
以前は、休みの日に気がつけば夜の9時!な〜んてこともありましたから、これでもましな方ですね^^。

7月に診断書をいただいているので、戸籍の名の変更の申し立てに家庭裁判所に行こうと思っているのですが、気がついたらスーツ着て履くクツがないのです、、
もう先「買いに行かないとなー」と思ってから だいぶ日がたつのですが、仕事の前に行くほど早くは起きられない、今日みたいに時間があると雨が降っていてためし履きできない、、と理由がついて、まだ用意できてません;

スーツ洗濯に出すのにも(ずっと汚れっぱなしだった;)同じように日数がかかって、「名前変えるのイヤなのかな〜?」と自分を疑ったりもしたのですが、そういうことではないみたいで。^^ゞ

なんか、「申し立てに行って通らなかったらどうしよう」とか考えてるんですよね、たぶん。
クリニックで書いていただいた診断書には、仕事もこの名前でしているとも書いていただいてるんですが、通らないんじゃないかという不安が先にたつのです。
変えたい名前も男性じゃなけりゃ絶対使わないという名前ではないし、今は仕事もそれ以外のところでも、大概男性として見られて扱われて生活しているのですが。
通らない可能性はとても低いのに 自分の中では受け入れられないに違いないと思っているんですね。

・・・現状振り返ってみれば、そこそこ受け入れられているんですが・・・。

とても、ややこしい話になってますが、どうやら「自分が人から受け入れられるということが、僕が受け入れられないこと」のようです。。。

本心

2004年9月28日 詩的なノート
本当の心だなんて
(ホントの気持ちだなんて)

まるで
嘘っこの気持ちがあるようじゃないか

ホントの気持ちは
君に話したのの半分

もう半分は
僕も知らない
風に紛れただけ

≒21:30
今日も店に夕方届く荷物がくるのが遅かったのですが、案外品物は少なく、いつもどおりに帰れました。(^_^)

そうそう、先日から事務所兼在庫置き場の壁に貼ってある文芸春秋社からの案内Faxで、
『よろず春夏冬中(あきないちゅう)』長野まゆみ 著(ISBN: 4163234500 2004/10/09 )
と書いてあって、そう 「商い中って↑こうも書くよね〜。知ってる人は知ってるんだ〜」と思っていました。

以前、僕より20才くらい年上の人に『春夏冬中』の話をしたら「知らないなぁ〜」と言われたもので^^;

僕の中で、自分より年上の人は自分より(何でも)知っているという思い込みがあるのですが^^;;、最近は「人間(なんだから)、知ってることも知らないこともあるよ」と思うようになりました。

・・・その理屈(年上の人は僕よりものを知っている)だと、僕だって僕より『年下の人より何でも知っている』ことになってしまうのですが、、よくよく考えてみれば僕より年が下であっても、いろいろな知識がある人もいれば自分の専門分野があって活躍している人もいますよね〜。^^

まあ、早めに帰れた今日は、とても早く流れる雲間から月が見られて「秋だねぇ〜」と落ち着いた気持ちで感じられました。。。

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